白川鉄工製コンテナのココ!が良いところ!
「丈夫で長持ち」そのワケ。
サビ、腐食を防ぐ
「ペンタイト」仕様
●耐食性:耐アルカリ・溶剤性
ペンタイト鋼板は、鉄に強固な亜鉛の酸化被膜を形成することにより、「空気や水を遮断」しサビを防ぎます。酸化被膜が傷つき鉄が露出しても、キズの周囲の亜鉛が電気化学的に保護するため、鉄を腐食させにくくします。
通常の鉄より強くて軽い
「高張力鋼」仕様
●柱(垂直方向)や、側面・扉に使用しているコ材(水平方向)に使用
高張力鋼(ハイテン材)は、各種合金の添加、組成の制御などを行うことで強度向上を実現。通常の鉄と同じ強度を保ちながら肉薄化が可能になり、コンテナの軽量化も可能になりました。
水分、腐食に強い
「ステンレス304」仕様
●側面、底面に使用
表面に非常に薄い不動態皮膜が形成されることで、水分量の多い積載物や腐食性の高い積載物にも対応可能。 表面仕上げに通常使用される「No.1/艶消し」の他、化学処理や研磨処理を行った光沢のあるステンレス鋼をシートキャリア等に張り付ける加工も可能です。
高硬度、耐摩耗性に優れた
「スウェーデン鋼」仕様
鉱山、砕石、リサイクル、セメント産業などに
●側面、底面に使用
ハルドックス鋼板はSSAB:スウェーデンスチール株式会社で開発された鋼板です。へこみ、潰れ、割れ、穴あき等に対する耐久性が飛躍的に高く、修理や交換のリスクを大幅に下げることが可能になりました。
弊社とHARDOX®︎(ハルドックス/ハードックス/スウェーデン鋼)について
●出会いは2013年頃にさかのぼります
当時はダンプ車やスクラップ運搬トレーラ等に使用され始め、まだまだ国内での認知度は低いものでした。しかし、廃棄物やスクラップを運搬するために脱着式コンテナにもHARDOX®︎(ハルドックス/ハードックス)のニーズが広まるのではないかと製造に取り組みました。実際にお客様よりHARDOX®︎(ハルドックス/ハードックス)・スウェーデン鋼を使用したコンテナの製造のご相談はいただいておりました。
弊社には「より良い品質のモノをお客様に提供する」という基本スタンスがあり、HAR DOX®︎(ハルドックス/ハードックス)の持つ性質は弊社のものづくりのスタンスと合致すると考えました。
当時はHARDOX®︎(ハルドックス/ハードックス)への材質への経験のない中で、その耐久性及び耐摩耗性には驚きました。
弊社は脱着式コンテナのレンタル事業を手がけておりますので、まずはレンタルコンテナを試作しその耐久性及び操作性を確かめることにしました。
試用期間を経て普通鋼板製のコンテナと比較しHARDOX®︎(ハルドックス/ハードックス)製のコンテナはコンテナの経年劣化消耗を低減し、耐用年数長期化へ寄与するということの確信に至りました。
徐々に世の中にHARDOX®︎(ハルドックス/ハードックス)の認知度も広がり、全国のユーザー様より作製依頼を頂き、弊社で手掛けさせて頂く機会も多くなりました。
そんな中、2019年11月にS S A B(スウェーデンスティール株式会社)様より「HARDO X®︎IN M Y B O D Y」の認定を受けることができました。
これは確かな知識と技術・ノウハウを持ってH A R D O X®︎(ハルドックス/ハードックス)を使用した製品を作る会社としての証しです。
2021年、SSAB社(スウェーデンスティール株式会社)様より耐酸性環境型耐摩耗鋼板HARDOX®︎Hiace(ハルドックスハイエース/ハードックスハイエース)のローンチ、また活用の提案を受けました。
弊社のユーザー様の中にも酸性環境でのコンテナ腐食に課題を持つユーザー様も多くいらっしゃいます。
ステンレス製コンテナはHARDOX®︎(ハルドックス/ハードックス)に比べ剛性がないため、側面に多くの補強材が必要となり軽量化は困難でした。
HARDOX®︎Hiace(ハルドックスハイエース/ハードックスハイエース)はHARDOX®︎(ハルドックス/ハードックス)の特性を活かしつつ、コンテナ腐食のリスクを低減できる、かつ大幅な軽量化ができるのではないかと考え、積極活用の回答を致しました。
2021年9月
H A R D O X®︎Hiace(ハルドックスハイエース/ハードックスハイエース)を活用し、軽量化を目的とした20㎥コンテナをローンチしました。
22t車搭載用(内寸L5900)20㎥コンテナ・自動シート天蓋付自重1,880kgとこれまでの脱着式コンテナの20%以上の軽量化に成功しました。